BOSC 1日目

2009.06.27

BOSC 2009 @ ストックホルム。Keynote SpeakerはScience CommonsのAlan Ruttenbergで、Neuro Commonsを中心としたセマンティックウェブの話題。間違いなく実現に至ればセマンティックウェブは便利であり、そういう意味でNeuro Commonsは成功している方だと思うが、なかなかいろいろ難しい。Redudancy of effortsは確かに極力避けるべきなのだが、SPARQL XMLが必ずしも常に良い解となるわけではない。結局、実装・計算速度的に、一見無駄であるパーサーを再開発することが適する場合もある。やはりここで必要なのは、胸がトキメク例なんだろうなぁ。Project Cube構想をそろそろタスクリストに入れようか。

GPGPUは興味深いものの、実装上の煩雑さから現実的な解にはまだなっていない印象。ここでも出す例がRのcorだったりするのが非常に良く無い。そういう意味ではKnowARCや Nordic BioGrid ProjectなどのGridがしっかり活用されている話はなかなかに圧巻。ちょっとオフトピだがBio-HDFがだいぶ進展していたのことに感心。

自分の発表は75点かな。ちょっと準備不足だった。昨年は20点だったのでマシはマシだけど、、、。

Honesty

by Billy Joel

2009.06.16

どうも細かいことに気がいって落ちつかない。だいたいこういう時は余裕がなくなってきている。仕事を片付けないと。

んで、プログラミング系の仕事をやろう。ここしばらくコード書いてないよ^^;

負けを噛み砕いて、飲み込んで、消化して、血と肉にして、それで生きていかねば。案外難しいのだけれど。

もっと攻めないと。

Progress

by hitomi

2009.06.12

もうあんまり良く覚えていないけれど、僕には自信が漲っているように見えた時期があったらしい。君も、そう、思ったことがあるのだろうか。

今の僕には少なくとも、漲るような自信はない。むしろ、自信がないから、必死に、でも、それこそ昔はこんな言葉を使うのは死んでも嫌だったけれど、半ば諦めを知って、生きている。生きる事に真剣でないことは相変わらず嫌いだけれど、出来ない事も少しは認められるようになってきた、と、思う。

まだ、出来ない事が多すぎる。もうあんまり時間もないけれど、なんとか、もう一つ上の余裕を手に入れたい。

Châteauneuf-du-Papeのグルナッシュの、芳醇な香りの後に広がる甘さ、追ってくる渋みと酸味、さらにそれが消えた後に残り消える優しさ。そういうもんなんだと思う。

スカーレット

by Spitz

2009.06.09

京都のお茶屋さんから注文した萩焼の湯さましが届いた。霞がかる中に吸い込まれそうな満月が大きく佇むような、落ちついていて、どことなく甘さと可愛らしさのある茶器。ネットで見て惹かれたのだけれど、実際見てさらに気に入った。そして、少しずつ日本茶のいれ方がわかってきた。かならずしも器具としての湯さましが必要なわけではないけど、手順としてコイツの役割は重要だ。先日茶銀座で買って来た新茶を、あそこでいただいたくらいの甘みを引き出しながら味わえるようになってきた気がする。萩という街はイマイチ好きになれなかったけれど、長門は好きだったので、また千畳敷あたり訪問ついでに茶器でも見に行きたいな。

それにしてもインターネットのある、いい時代に生きている。かたや中国地方の茶器を近畿の茶屋経由で購入したり、ヨーロッパからワインを購入したり。そういえば、まだあんまりちゃんと出来ないが、ワインもいれ方によって全然本来の表情の引き出せ方が違う。先日飲んだローヌワインは、少なくとも温度と時間は結構うまい具合に合ったようだったけれど、なかなかまだ経験と知識が足りな過ぎる。なんだか、三十路独身男っぽいみみっちい孤独な趣味が増えている気がするけれど、なかなかどうして、楽しいんだな^^;

さて、今年ももうじき半分終わってしまうわけで、遅れをとらないように頑張っていきましょう。

East Side Story

by Bryan Adams

2009.05.29

Google Waveが随所で話題になっている。確かにオープンなテクノロジーだし、技術的には興味深い点はあるけれど、例によって例のごとく、焦点を見誤ってhypeしている例が多いような気がする。

まず、他の多くのGoogleのサービスがそうであるように、一見新しく見えることでも彼らのプロダクトは結局既存の機能をウェブに持っていっているだけ(もちろんそれを実現する技術はすごいのだけれども)であって、本質的に新しいものではないことは注意した方がいい。どこでも無料で使える、という点はともかく(これが非常に重要な点は認めるが)、zoomできる地図も、大容量のメーラーも、より使いやすいインタフェースでローカルには存在していた。WindowsユーザだとOSレベルのUIがかなり酷いため、ウェブ上でちょっと小綺麗にしたUIが魅力的にみえてしまうのかもしれないが、MacOSを使っていると、どうしてもウェブアプリのUIレベルの低さは気になるし、ウェブ上への機能の焼き直しというのは、評価はするが、そんなに驚くべきイノベーションではない。リアルタイムにチャットするという意味では遥か昔からUNIXのphoneコマンドがあるし、socket繋ぎっぱなしの通信なんて、ウェブアプリでなければ普通だ。

ドキュメントの同時編集はGoogle Docsに既に実装されていたし、やたらとプレゼンでは評価が高かった(拍手が多かった)自動翻訳によるチャットも、Google Talkで既に実装されている(Google TalkはXMPPベースであることにも注目)。

それでもGoogle Waveは面白いと思う。それは、2005年2月8日にGoogle Mapsが初めて公開された10日後にAJAXというウェブプログラミングパラダイムが名付けられたように、Comet(こちらは既に2006年から用語があるが)プログラミングパラダイムが開かれる可能性があるからだ。Google Wave APIは良く出来ていそうで、MappyのデモにあったようなCometガジェットや、Wikiのマルチメディアでの共同編集などはほぼこれを使って実装はできるように思える。ただ、おそらくGoogle側がデータをとりたいからだと思うが、Google Wave API自体はアカウントの必要性だったりいろいろとoverkillがあり、これをきっかけに使いやすく普及するCometの実装がオープンな形で登場してくることを期待したい。もちろんTomcatなどでの実装はあるのだけれど、現状だとウェブサーバ側での対処が必要で、Google Wave APIでのアカウント周りをもっと汎用的に使えるようなものがでてくると良いと思う。